Audrey Hepburn

オードリー・ヘプバーン

1929年、ベルギー・ブリュッセル出身。19歳でプロのバレリーナから女優に。1951年の主演舞台が評判となり、1953年『ローマの休日』のヒロインに抜擢。アカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞。以後1967年までに、『麗しのサブリナ』(1954年)などの4作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。が、1964年の世界的大ヒットミュージカル『マイ・フェア・レディ』は“口パク”という理由でノミネートすらされなかった。“永遠の妖精”と呼ばれ、ジバンシィのミューズであり、サブリナパンツなどの流行に一役買った。私生活では1954年、俳優メル・ファーラーと結婚、1968年に離婚。その後、医師と結婚、離婚。晩年は恵まれない子どもたちや難民支援に尽力し、ユニセフ親善大使も務めた。1993年逝去。

魅惑のジュエリースタイル アイコン

JEWELRY-STYLE ICONS

【Audrey Hepburn × TIFFANY & CO.】 イギリス人だからか、それとも出演した映画のロケ地のせいか、オードリー・ヘプバーンはハリウッドで活躍しながらも、そこはかとなくヨーロピアンだ。ジバンシィの最新モードに身を包んでも、華美に着飾ることはない。グラマラスというより、フレッシュ&チャーミング。が、そんな彼女が華やかなジュエリースタイルで魅了したのが『ティファニーで朝食を』(1961年)である。中でも、プロモーションで着用された“リボン・ロゼット・ネックレス”は、ティファニーが所有する伝説の宝石、128.54カラットのイエローダイヤモンド=「ティファニー ダイヤモンド」がセットされた名品。映画にはパールやダイヤモンドも登場するが、華麗なのに清らかなイエローの煌めきはティファニーのアイコンであり、オードリーとティファニーの魅力をしっかり結びつけた。さあ、パーティシーンでなくても、イエローダイヤモンドを取り入れて。オードリースタイルのエスプリを感じよう。 〈右上〉現在、NY本店に展示されている「ティファニー ダイヤモンド」がセットされたネックレス 〈左上〉「ティファニー ダイヤモンド」がセットされたアーカイブのブローチ「バード オン ア ロック」 〈中央〉イヤリング(PT×DIA×イエローDIA) 〈下〉リング(PT×DIA×イエローDIA)ともに参考商品/以上ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク☎0120-488-712) ©Getty Images

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