Elizabeth Taylor

エリザベス・テイラー

1932年、イギリス・ロンドン出身。美術商の父と舞台女優の母の間に生まれるが、戦禍を逃れて7歳の時に帰米。子ども時代から大人びた美貌が人目をひき、10歳でハリウッドデビュー。数々の名作に出演し、リズの愛称で親しまれる。1960年と1966年に2度のアカデミー賞主演女優賞を獲得。私生活では8回の結婚・離婚を繰り返し、1963年『クレオパトラ』で共演したリチャード・バートンとは2回結婚。宝石をこよなく愛したことも有名で、バートンからの贈り物を含むジュエリーコレクションは約1億5,000万ドルに及んだという。1980年代からブロードウェイやTVでも活躍し、マイケル・ジャクソンとの友情関係も有名。2011年、心不全で逝去。

セレブのエンゲージリング スタイル

The Celebrity Engagement Ring Style

20世紀の大女優、エリザベス・テイラーは生涯8度も結婚したが、特にブルガリとは縁が深い。4番目の夫、エディ・フィッシャーから贈られたブローチはブルガリの‟トレンブラン”。ドラマティックな花モチーフが印象的だ。映画『クレオパトラ』のローマでの撮影中に恋に落ちたのは、5番目の夫、リチャード・バートン。ブルガリ本店のプライベート商談室が隠れ家だった。婚約指輪として知られるエメラルドリングは、リチャードが初めて選んだジュエリーで、その後、結婚の証として贈ったのがステップカットを施した23.44カラットのブローチ。まさにエジプトの“クレオパトラ鉱山”から採掘されたエメラルドだというから、バートンの意図あり? 結婚式でも女王リズを引き立てている。 ジュエリー写真(ブルガリ ジャパン ☎03-6362-0100)  ©Getty Images

READ MORE

魅惑のジュエリースタイル アイコン

JEWELRY-STYLE ICONS

【Elizabeth Taylor × BVLGARI】 エリザベス・テイラーは実に8回もの結婚・離婚を経験し、数多くのジュエリーを贈られ、身に着けたが、ブルガリだけは特別だ。最も情熱的な関係にあった5番目の夫、リチャード・バートンの愛の証こそ、ブルガリ。『クレオパトラ』(1963年)撮影中のローマで恋に落ち、ブルガリ本店を隠れ家に愛を育んだ話も有名である。バートンは1962年、7.4カラットのエメラルドをダイヤモンドが取り巻くリングを贈り、婚約記念に同デザインのブローチ、結婚記念にはそのブローチをヘッドに着けられるネックレスを贈った。大胆なデザインや深みのあるエメラルドの輝きは、リズの妖艶な眼差しや黒髪、曲線的なボディを際立たせ、やがてリズのシンボルジュエリーとなる。今、リズのようなエキゾティック&グラマラスなスタイルを演出するなら、やはりブルガリの大胆なデザインとエメラルドは狙い目。クールなサファイアを取り入れるのもいい。 ネックレス(PT×DIA×エメラルド)¥637,500,000(予価) リング〈上〉「ジャルディーニ・イタリアーニ」(WG×DIA×エメラルド)¥7,500,000(予価) リング〈下〉「ディーヴァ ドリーム」(WG×DIA×エメラルド×サファイア)¥31,250,000(予価)/以上ブルガリ(ブルガリ ジャパン☎03-6362-0100) ©Getty Images、Album/Aflo

READ MORE

ページトップへ