Joséphine de Beauharnais

ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ

1763年、フランス領マルティニーク島出身。両親ともに欧州系白人の移住者でサトウキビ農園の領主。1779年、フランス貴族と結婚し、フランス本土へ移住。贅沢な生活を送るが、フランス革命で夫が投獄。除名嘆願を罪に問われたジョゼフィーヌも投獄される。夫は処刑され、自身は釈放される。一度は無一文になるも有力者に支援され、再び社交界の華に。やがて年下のナポレオンに熱愛されて結婚。1804年、ナポレオンの皇帝即位に伴い、皇后に。しかし1810年、ナポレオンとの間に子どもが生まれないことを理由に離婚。その後はパリ郊外で暮らし、1814年に他界。ジュエリーを愛し、革命で職を失ったフランスの宝飾職人たちに積極的に注文したことで業界が復興。フランス宝飾業界の救世主といわれた。

魅惑のジュエリースタイル アイコン

JEWELRY-STYLE ICONS

【Joséphine de Beauharnais × CHAUMET】 18世紀後半、夫と死別するも、再び社交界の花形として周囲を魅了していたジョゼフィーヌは、年下のナポレオンの求愛を受けて1796年に結婚。彼が皇帝に即位すると皇后となり、1804年12月、戴冠式に臨む。この時、彼女が授けられた壮麗なティアラこそ、ナポレオンの公式ジュエラー、ショーメのものである。創業237年の歴史の中でも、ジョゼフィーヌ+ティアラは特別なアイコンなのだ。それにちなみ、2010年にティアラを象った“ジョゼフィーヌ”コレクションが誕生。そこには、自然豊かなカリブ海の島で生まれ、美的センスを磨いた皇后のエスプリが込められている。鷲よりも白鳥を、大理石の宮殿よりも花畑を、そして透明感のあるモスリンのドレスを愛したジョゼフィーヌ。女性らしさや温かさ、強さと気高さをリングやブレスレットで感じてみたい。フランス革命の時代にタイムスリップできるかも? 〈上から〉「ジョゼフィーヌ」 エグレット・アンペリアル リング(PT×センターDIA 1.01ct~)¥3,358,000~  「ジョゼフィーヌ」ティアラ リング(PT×DIA×ピンクサファイア)¥3,890,000(参考価格) 「ジョゼフィーヌ」エグレット・アンぺリアル ブレスレット(PTxWG×DIA)¥25,200,000(参考価格) 同リング(PT×DIA×サファイア)¥7,020,000(参考価格)~ 「ジョゼフィーヌ」 エクラ リング(PT×センターDIA 0.5ct~)¥1,231,000~/以上ショーメ☎03-5635-7057 ©Getty Images

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