Wallis Simpson

ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)

1896年、アメリカ・ボルチモアのウォーフィールド家に生まれる。生後5カ月で父親を失い、裕福な親戚の援助を受けて成長。1916年に空軍中尉と結婚、後に離婚。1928年、船舶仲介会社社長のアーネスト・シンプソンと結婚。ロンドン社交界とも密接になり、パーティーで出会ったエドワード王太子と不倫関係に。1936年、王太子のエドワード8世としての即位式に、正式に結婚していない身で立ち合う。その後も王室が交際を認めなかったため、王は“王冠を賭けた恋”を貫き、わずか325日で退位。1937年、国民からもバッシングを受けながら、ウィンザー公爵と改称した元王と結婚。公爵夫人として最期まで夫婦愛を貫いた。

セレブのエンゲージリング スタイル

The Celebrity Engagement Ring Style

英国王室の歴史を変えた最初のアメリカ人女性といえば、ウォリス・シンプソン。1936年、エドワード8世(後のウィンザー公爵)は王位を捨て、平民である彼女と結婚する道を選ぶが、その愛の証といえばヴァン クリーフ&アーペルのジュエリー。翌年、フランスのカンデ城で行われた結婚式でウォリスの胸元には、ブローチ‟エヴァンタイユ クリップ”が燦然と輝く。ファッションセンスも高く、知的で魅力的なウォリスは、ヴァン クリーフ&アーペルをこよなく愛していたそう。 ©Getty Images

READ MORE

ページトップへ