The Celebrity Engagement Ring Style

セレブのエンゲージリング スタイル

婚約も結婚も(そして離婚も?)スピーディでゴージャス! エンゲージリングはトップセレブリティの証しだから、ダイヤモンドは大きいほどステキ! デザインにこだわるほど刺激的! そこでSNSで結婚式とリングを披露したイマドキセレブから歴史を彩るロイヤルセレブまで、贈ったお相手を含めてずらり17組、悲喜こもごものエピゾードとともにご紹介。さて、あなたが選ぶ“エンゲージリング大賞”に輝くセレブは誰?

ヘイリー・ビーバー

Hailey Bieber

“ブレイク・ライブリーの指輪よりも小さかったら結婚したくない!”と過去にツイートしていたヘイリー・ビーバー。2020年1月、YouTube Originalの『Justin Bieber:Seasons』プレミアでのツーショットを見れば、その満足度は一目瞭然!ヘイリーの薬指には、2018年に贈られたオーバルカット・ダイヤモンドのエンゲージリングと、2本のマリッジリングがキラリ。前者はニューヨークのジュエラー、Solow&Co.,Inc.のもので6カラット、 後者はティファニーの”ソレスト”のバンドリングとVリングで、モダンなレイヤードはさすがヘイリー!2020年2月のパリコレでは一人でも颯爽と、シックな煌めきをまとって。 ©Getty Images

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グレース・ケリー

Grace Kelly

モナコ大公のレーニエ3世は、10.47カラットを誇るカルティエのダイヤモンドでプロポーズ。こうして1956年、グレース・ケリーは、ハリウッド女優から最も美しい公妃となった。リングはエメラルドカットのセンターストーンの両脇に、バゲットカットのダイヤモンドがセットされたデリケートなデザイン。世界で2番目に小さな国の先頭に立ち、医療福祉制度改革、文化芸術のサポートなど公務に尽力するも、1982年、52歳の若さでこの世を去ったグレース。慈愛に満ちた生き方はダイヤモンドのように今でも輝いている。長女のカロリーヌ、孫のピエール・カシラギなどは、日本でもセレブとしておなじみ。 ©Getty Images

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ジャクリーン・ケネディ・オナシス

Jacqueline Kennedy Onassis

歴史に残る巨大なダイヤモンドの一つ、1967年にアフリカ南部のレソトで発見された601カラットの原石。カットされた18個のうちの一石、40.42カラットのマーキスカットダイヤモンド「レソト3」が行き着いた先は? 元アメリカ大統領夫人、ジャクリーン・ケネディ・オナシスの薬指だった! 再婚相手の海運王、アリストテレス・オナシスが1968年にハリー・ウィンストンでエンゲージリングとしてオーダー。常に洗練された着こなしで注目されていたジャッキーだからこそ、オナシスに贈られた巨大なリングを公の場で自慢げに見せることはなく、銀行の金庫でしっかりと保管。彼女の死後、オークションにて260万ドル落札されたとか。 ジュエリー画像©Harry Winston(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション ☎0120-346-376) ©Getty Images

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ケイティ・ペリー

Katy Perry

大物再婚カップルの誕生! 意表を突くスタイルがお得意のケイティ・ペリーの心をつかんだ、とっておきのリングに注目。オーランド・ブルームのチョイスは、イエローゴールドの地金にオーバルカットのピンク色の宝石が配され、周りに8つのダイヤモンドが取り巻いている。センターストーンはピンクダイヤモンドか、ルビーか、詳細は明らかにされておらずミステリアス。二人だけの秘密にしたい? オーランドの姓、ブルーム=満開、開花にちなみ、花の形をしたデザインにしたという噂もある。愛らしいピンクをおしゃれにコーディネートできるのは、マチュアな大人だからこそ。 ©Getty Images

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キム・カーダシアン

Kim Kardashian

2015年のMETガラでは純白のレース、グラミー賞ではゴールドのドレスに合わせ、幸せのシンボルを見せつけていたが……なんとその後、パリで強盗に遭い、‟幻のエンゲージリング”に! 20カラットという数字も盗難事件も大きな話題となったのが、カニエ・ウェストがキム・カーダシアンに贈った5億円相当のダイヤモンドリング。当時、カニエがアディダスと契約したことを機に、友人のロレイン・シュワルツにオーダー。記念に‟Adidas”の刻印が入っているとか。リングは未だ手元に戻らずだが、二人の大きな愛は永遠のはず。 ©Getty Images

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エリザベス・テイラー

Elizabeth Taylor

20世紀の大女優、エリザベス・テイラーは生涯8度も結婚したが、特にブルガリとは縁が深い。4番目の夫、エディ・フィッシャーから贈られたブローチはブルガリの‟トレンブラン”。ドラマティックな花モチーフが印象的だ。映画『クレオパトラ』のローマでの撮影中に恋に落ちたのは、5番目の夫、リチャード・バートン。ブルガリ本店のプライベート商談室が隠れ家だった。婚約指輪として知られるエメラルドリングは、リチャードが初めて選んだジュエリーで、その後、結婚の証として贈ったのがステップカットを施した23.44カラットのブローチ。まさにエジプトの“クレオパトラ鉱山”から採掘されたエメラルドだというから、バートンの意図あり? 結婚式でも女王リズを引き立てている。 ジュエリー写真(ブルガリ ジャパン ☎03-6362-0100)  ©Getty Images

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ジェニファー・ロペス

Jennifer Lopez

2019年3月に元ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスと婚約したジェニファー・ロペス。恋多き彼女が婚約指輪を手にするのはこれで5度目で、前出のリズ・テイラーに迫る勢い! 回数を重ねるたびにバージョンアップしていくのも見逃せず、今回は推定18カラットというJ.Lo史上最大級! クラシックなエメラルドカットのダイヤモンドを、細めのアームが2本で支えるデザインはロレイン・シュワルツのもので、夕暮れのバハマのビーチでプロポーズされたというロマンティックなエピソードも。華やかな指元で、どんなパーティーでも主役になれること間違いなし。 ©Getty Images

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キャサリン妃

Duchess of Cambridge

2010年、ウィリアム王子がケイト・ミドルトン(現キャサリン妃)にプロポーズしたのは、旅先のケニア山のロッジ。道中、大事に抱えていたバックパックの中から、12カラットのサファイアのリングを取り出して……。親近感あふれる温かいエピソードだが、リングはもちろん超一級。セイロン産の楕円形のサファイアを14個のダイヤモンドが取り巻いたデザインで、英国王室御用達ジュエラー、ガラードが制作したもの。元々は故ダイアナ妃のエンゲージリングだったものだが、将来、3人の子の誰かに受け継がれるのだろうか? サファイアに秘められた愛の物語の続きを見守りたい。 ©Getty Images

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プリヤンカー・チョープラー

Priyanka Chopra

10歳年下のニック・ジョナスと、スピード結婚したプリヤンカー・チョープラー。ロンドンにあるティファニーのショップを貸し切って選んだエンゲージリングは、約2200万円のクッションカット・ダイヤモンドの豪華なもの。お互いの文化に敬意を払い、結婚式はキリスト教式とヒンドゥー教式の両方で豪勢に執り行われた。エキゾティックなヘナタトゥーやバングルとリングの組み合わせがとても印象的。ちなみにラルフ・ローレンによるプリヤンカーの特注ドレスのベールはなんと約23m!これまでに身内のウエディングドレスしか作ったことがなかったローレン氏もブリヤンカーだけは特別? ©Getty Images

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メーガン妃

Duchess of Sussex

2020年3月に王室から離脱した二人は、これからも目が離せない存在だ。2018年の成婚時、世界中が注目したメーガン妃のエンゲージリングは、王室御用達ジュエラー、クリーブ・アンド・カンパニーでヘンリー王子自らデザインしたもの。ボツワナ産の3カラット、クッションカット・ダイヤモンドを中央に、両脇に添えられたダイヤモンドは故ダイアナ妃の形見という、深い思い出も一緒に刻まれたデザインだ。それを、結婚式ではカルティエのブレスレット&ピアスに合わせ、華やかかつシャープに演出。ちなみに2019年5月に息子・アーチーを出産後、なんとエンゲージリングをリフォーム! アームを、イエローゴールドから華奢なマイクロパヴェ・セッティングに変え、優美さ一層アップ。 ブレスレット Vincent Wulveryck ©Cartier ピアス Vincent De La Faille ©Cartier(カルティエ カスタマー サービスセンター ☎0120-301-757) ©Getty Images

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ブレイク・ライブリー

Blake Lively

繊細なピンクゴールドの地金に、オーバルカットのピンクダイヤモンドが儚げに輝くエンゲージリング。幸せに満ちあふれたその持ち主は、ライアン・レイノイルズと結婚したブレイク・ライブリーだ。約2億円、12カラットとも噂されるロレイン・シュワルツのリングは、ライアンの前妻、スカーレット・ヨハンソンが贈られたエンゲージリングよりも格上との噂も……。2017年の第74回ゴールデングローブ賞ではシックな装いの日にもゴージャスな日にも身に着けて。彼女の影響もあってか、以来、色石のエンゲージリングが流行中。 ©Getty Images

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ウォリス・シンプソン(ウィンザー公爵夫人)

Wallis Simpson

英国王室の歴史を変えた最初のアメリカ人女性といえば、ウォリス・シンプソン。1936年、エドワード8世(後のウィンザー公爵)は王位を捨て、平民である彼女と結婚する道を選ぶが、その愛の証といえばヴァン クリーフ&アーペルのジュエリー。翌年、フランスのカンデ城で行われた結婚式でウォリスの胸元には、ブローチ‟エヴァンタイユ クリップ”が燦然と輝く。ファッションセンスも高く、知的で魅力的なウォリスは、ヴァン クリーフ&アーペルをこよなく愛していたそう。 ©Getty Images

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マリー=ルイーズ・ドートリッシュ

Marie-Louise d’Autriche

時は18世紀末にタイムスリップ。フランス革命の英雄、ナポレオン1世と最初の妻、ジョゼフィーヌ皇后が愛したジュエラーといえば、2020年で創業240周年を迎えたショーメ。また、子宝に恵まれなかったジョゼフィーヌと別れた後、第二の妃であるマリー=ルイーズとの婚礼のためにナポレオンが贈ったのもショーメの宝飾品だ。生涯で数多くのオーダーをしているが、その中にはそよ風の中で頭を垂れる小麦の穂のモチーフなどもあったそう。皇帝の威信を映し出す壮麗さと、繊細な草花を表現する卓越された技術は今もなお健在。 ©Getty Images

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ゾーイ・クラヴィッツ

Zoë Kravitz

クールな着こなしが常に注目の的のゾーイ・クラヴィッツは、俳優のカール・グルスマンと2018年に結婚。ダイヤモンドが5つ並んだアンティーク調のエンゲージリングが、指先の星や月のタトゥーとチャーミングにマッチしてモダンな佇まいに。インスタグラムで偶然見つけたThe One I Love NYCという小さなジュエリーサロンが気に入り、オーダーしたものだそう。ブランドにとらわれず、感性を大事にするゾーイらしい粋なチョイス! 2019年のアカデミー賞でも、仲睦まじい姿とゾーイ流リングスタイルを披露した。 ©Getty Images

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エリザベス女王(エリザベス2世)

Elizabeth Ⅱ

3カラットのダイヤモンドに10石のダイヤモンドがパヴェセッティングされたエリザベス女王の婚約指輪。なんと夫であるフィリップ殿下の母親、アリス妃のティアラに施されていたダイヤモンドの一部だそう。ロンドンのジュエラー、フィリップ・アントロバスでフィリップ殿下自らデザインに参加。現在でも公式行事で着用している姿を見受けられるが、今では約28億円以上の価値ともいわれる。その所以は、このダイヤモンドがセットされていたティアラは、ロシア・ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世から贈られたものだから。時代を超えて受け継がれるダイヤモンドの輝きは永遠だ。 ©Getty Images

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メアリー=ケイト・オルセン

Mary-Kate Olsen

メアリー=ケイト・オルセンがフランス人実業家のオリヴィエ・サルコジと婚約したのは2014年初め。贈られたのは、彼がサザビーズのオークションで8万1000ドルで落札した、1953年製のカルティエのヴィンテージリング。約4カラットのダイヤモンドがセンターに据えられ、16石のサファイアが取り巻いている。エフォートレス&タイムレスな服作りで人気の「ザ・ロウ」のデザイナーとして、双子の姉であるアシュレーとともに活躍する彼女にぴったりのスタイリッシュさ! ファッションジュエリーとしての魅力も十分。残念ながら2020年4月に離婚。 ©Getty Images

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ユージェニー王女

Princess Eugenie of York

チャールズ皇太子の弟、アンドルー王子の娘、つまりエリザベス女王の孫娘にあたるユージェニー王女。2018年の結婚式では、ロイヤルの象徴、ティアラに視線が集中! 選んだのはブシュロンの‟グレヴィル・エメラルド・ココシュニック・ティアラ”。 7つのエメラルドが花嫁の赤毛と引き立てあい、ピーター・ピロットの背中が大きく開いたエレガントなドレスにもお似合い。あえてベールをまとわず着用し、圧倒的な存在感で魅了した。一方でそのかわいらしいエンゲージリングは、「蓮の花のつぼみ」という色名が付けられた “パパラチア”サファイアを二人でデザインしたものだという。 ©Getty Images

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