魅惑のジュエリースタイル アイコン
JEWELRY-STYLE ICONS
【Grace Kelly × CARTIER】
咲き誇るバラのように優雅で気品あふれる美女ながら、どこかミステリアスな“クールビューティ”、グレース・ケリー。1950年代はヒッチコックのお気に入り女優として一世を風靡し、モナコ公妃へと華麗に転身を遂げた。そんな彼女がレーニエ公から贈られた愛の証は、カルティエの10.48カラットのダイヤモンドリング。凛と知的な印象のエメラルドカット、シンプルなデザイン、限りなく透明な輝きはまさにグレースの存在感そのものだ。彼女は最後の作品『上流社会』(1956年)で、直線的なラインの白いドレスに合わせてこのリングを着用。去り際の美しさも眩いばかりである。また、大公と仲睦まじくカルティエのショーウインドウを覗く姿や、結婚準備のためカルティエブティックを訪れた際の佇まい(左下)も洗練の極み。シンプルで潔く優雅――そんなグレース・スタイルを目指すなら、シャープなカットのダイヤモンドに注目したい。
リング〈上〉「カルティエ マジシャン」(WG×DIA) 参考商品 Photo:Vincent Wulveryck©Cartierリング〈下〉「ソリテール 1895」(PT×DIA 0.18ct~)¥246,000~ Photo: Studio Triple V©Cartier/ともにカルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター☎0120-301-757)
©Roger-Viollet/Aflo、Getty Images、Rex Features/Aflo
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