1847年、宝石細工師ルイ=フランソワ・カルティエがパリで創業。かつてエドワード7世に「王の宝石商、宝石商の王」と言われたように、各国王室の御用達ブランドでもある。パンテール(豹)はメゾンのシンボル。時計、ライター、筆記用具、レザーアイテムなども。
「王の宝石商、宝石商の王」とカルティエを称えたのは、英国のエドワード7世。歴史的にカルティエは、各国王室を魅了し続けたジュエラーであり、華やかで格式のあるロイヤルウエディングには欠かせない存在である。その代表が、モナコ大公レーニエ3世に見初められ、1956年に結婚、王妃となった女優のグレース・ケリー。彼女に贈られた愛の証は、10.48カラットのカルティエのダイヤモンドリングである。エメラルドカットのシンプルで高潔な輝きはグレースの美しさを一層際立たせた。彼女は最後の出演作『上流社会』でもこのリングを披露し、至福の笑顔を見せている。
ロイヤルウエディングのように華やかな結婚式は挙げられなくても、カルティエのウエディングジュエリーに受け継がれる、優雅で気品あふれる輝きはどんな花嫁でも体験できる。グレース・ケリーのように、ダイヤモンドそのものの魅力を極めるなら“ソリテール 1895”。デザイン性を重視した“トリニティ ルバン”、ファッション性の高いコレクション“LOVE”や“トリニティ”から派生したウエディングリングも捨てがたい。そして“エタンセル”は、華奢なデザインと手が届きやすい価格が嬉しい新作。さあ、カルティエで、ロイヤルな輝きと幸せを手に入れよう。
(価格は2018年2月1日現在)