The 91st Academy Awards

第91回アカデミー賞

世界で最も伝統と権威のある映画賞であることを象徴するように、意義深い作品の数々と実力派俳優たちによって彩られた第91回アカデミー賞授賞式。ジュエリースタイルもあくまで格式高く華やか!歌曲賞に輝いたレディー・ガガは、伝説の「ティファニー ダイヤモンド」を配したネックレスをまとい、ノミネート常連のグレン・クローズやエイミー・アダムスは、カルティエのヴィンテージジュエリーをチョイス。世界の頂点に立つスターならではのまばゆいオーラが全開!

レディー・ガガ

Lady Gaga

初主演映画『アリー/スター誕生』で歌曲賞を受賞した瞬間、思わず感涙! レディー・ガガの胸元でイエローの輝きを放つのは、128.54カラット(!)、82面以上のファセットを持つ伝説の「ティファニー ダイヤモンド」。通常はニューヨーク本店に展示されており、約33億円の価値がある。オードリー・ヘプバーンが1961年『ティファニーで朝食を』のPRで着用したことでも有名な逸品。まさにそのオードリーを思わせるシックな黒のアレキサンダー・マックイーンのドレスに映えて。

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ヘレン・ミレン

Helen Mirren

スキャパレリのピンクのチュールドレスで登場したヘレン・ミレン。ハリー・ウィンストンの“インクレディブル・クラスター・ネックレス”が、美しいプラチナヘアと少女のような笑顔を引き立てて。ブレスレットとイヤリングは、“クラスター・コレクション”。極細のプラチナ台に匠の技を駆使してセットされたダイヤモンドが、密やかに華やかさを演出する。会場を彩った総計約235カラットの見事な煌めきに注目。 アップ写真Photo by Jeff Kravitz/FilmMagic(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション ☎0120-346-376)  ©Getty Images

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シャーリーズ・セロン

Charlize Theron

シャーリーズ・セロンは、ブルネットのボブで凛々しくイメージチェンジ。ディオールのブルーのドレスに、ブルガリのジュエリーを合わせて。首元に“セルペンティ”とシンプルな一連のダイヤモンドネックレスを重ねづけするとは、さすがの上級者テクニック! さらにブレスレットにも“セルペンティ”をセット使い。『タリーと私の秘密の時間』では役作りのため23キロ増量するなど“カメレオン女優”という異名を持つ強く美しい彼女にぴったりのチョイス! ©Getty Images

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レイチェル・ワイズ

Rachel Weisz

1903年のカルティエのブローチを、ヘアジュエリーとしてスタイリングしたレイチェル・ワイズ。プラチナとダイヤモンドが黒髪に映え、他にジュエリーを着用していなくても、それだけで華麗な輝きを放っている。トップがエナメル素材で、ウエスト部分の装飾が印象的なドレスはセリーヌのもの。ヴィンテージジュエリーと最旬モードの洗練された合わせ技に脱帽! 惜しくも助演女優賞は逃したものの、その着けこなしのアイデアは、群を抜いて最優秀賞? ジュエリー画像©Cartier(カルティエ カスタマー サービスセンター ☎0120-301-757)  ©Getty Images

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グレン・クローズ

Glenn Close

7度目のノミネートを誇るグレン・クローズは、王者の風格を感じさせながら、キャロリーナ ヘレラのマント風ドレスで堂々と登場。イエローゴールドで統一したジュエリーは、カルティエのアーカイブから。無数のダイヤモンドが揺れるイヤリング、さらに左手に着用した4つの球体付きリングは1970年のコレクションだ。主演女優賞ノミネート作品『天才作家の妻40年目の真実』で演じた、どこにでもいる“普通の妻”とは打って変わり、黄金のオーラを放つ貫禄のスタイル。 ジュエリー画像©Cartier(カルティエ カスタマー サービスセンター ☎0120-301-757)  ©Getty Images

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オリヴィア・コールマン

Olivia Colman

オリヴィア・コールマンは『女王陛下のお気に入り』で初ノミネートにして主演女優賞を獲得! 感動のスピーチ中、緊張感からか、10カラット超のダイヤモンドリングを何度も触っていたのが印象的だ。幸運をもたらしたそのジュエリーは、ショパールのもの。左耳にはカフとピアスがつながった精巧な細工のイヤリングが輝き、軽快なショートヘア、シックなグリーンのプラダのドレスとも好相性。オスカー女優が選んだジュエリーは、まさに“女王オリヴィアのお気に入り”。 ©Getty Images

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ヤリッツァ・アパリシオ

Yalitza Aparicio

シンデレラガール、ヤリッツァ・アパリシオと助演女優賞初ノミネートのマリーナ・デ・タビラは、『ROMA/ローマ』で共演したメキシコ出身の黄金コンビ。ヤリッツァはフォーエバーマークのイエローダイヤモンドのリングとイヤリング。マリーナはロレイン・シュワルツの大ぶりイヤリングで、レッドカーペットにフレッシュな風を吹き込んだ。全編がモノクロの『ROMA/ローマ』は見事、監督賞を受賞するも、晴れ舞台のコーディネートは二人ともカラーで満喫! ジュエリー画像(フォーエバーマーク ☎03-6261-5080) ©Getty Images

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ルーシー・ボイントン

Lucy Boynton

『ボヘミアン・ラプソディー』で共演したラミ・マレックとともに現れたルーシー・ボイントン。撮影後、恋人同士になった二人は仲良くカルティエをチョイス。1967年のヴィンテージのイヤリング、パヴェセッティングのダイヤモンドが5連になった“マイヨン パンテール”のリング、さらに“ガラントリー ドゥ カルティエ”が輝く。主演男優賞を獲得したラミは“タンク アメリカン”の時計を着用し、最旬カップルがレッドカーペットを席巻! イヤリングStudio Gérard ©Cartier リングVincent Wulveryck ©Cartier(カルティエ カスタマー サービスセンター ☎0120-301-757) ©Getty Images

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エミリア・クラーク

Emilia Clarke

プレゼンター、エミリア・クラークは、ハリウッドセレブに大人気のニワカのジュエリーを着用して、いざレッドカーペットへ! 古典文様や四季のモチーフが特徴的な同ブランドから、藤の花をモチーフにした“恋香”のイヤリング、永遠の美しさの象徴である花文様“唐花”のブレスレット、指には、水面に浮かぶ様子を表現した“睡蓮”のリングをコーディネートして、会場の視線を集めた。メタリックなラベンダーピンクのバルマンのドレスにもマッチ。 ©Getty Images

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レジーナ・キング

Regina King

『ビール・ストリートの恋人たち』で初ノミネートにして助演女優賞を受賞し、喜びを爆発させたレジーナ・キング。オスカー像を持つ手にはショパールの10.51カラットのダイヤモンドリングが燦然と輝く。褐色の肌に映えるホワイトゴールドのブレスレットは、大小異なるダイヤモンドが連なった繊細なデザインが見事。スリットが大胆に入ったオスカー・デ・ラ・レンタのドレスに合わせ、拍手喝采を浴びた。 ジュエリー写真©Chopard(ショパール ジャパン プレス ☎03-5524-8922) ©Getty Images

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ジェンマ・チャン

Gemma Chan

『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャンは、ブルガリの“ディーヴァ ドリーム”のイヤリングを揺らめかせて登場。古代ローマ、カラカラ浴場の壁面のモザイクにインスパイアされた同コレクション、イヤリングはエメラルドのグリーンが差し色となり、よりエレガントな印象を与えている。装いは、ゴールデングローブ賞のシックなドレスから一転、ヴァレンティノのピンクで可憐なムード。まるで鳥が舞い降りたような佇まいに、カメラのシャッター音が止まらない! ©Getty Images

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クリステン・リッター

Krysten Ritter

第1子妊娠中の大きなお腹を披露したクリステン・リッター。オープンワークが美しいロレイン・シュワルツのシャンデリアイヤリングと、左手のルビーのリングに合わせて、バーガンディのレースのドレスをチョイス。一方『ビール・ストリートの恋人たち』で長編映画初出演にして初主演を果たしたキキ・レインは、背中の大きなラッフルが特徴のヴェルサーチのドレスに、スワロフスキーを投入。それぞれの個性を表現し、仲良くプレゼンターとしてステージへ。 ©Getty Images

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エイミー・アダムス

Amy Adams

胸元の輝きに引き寄せられる、エイミー・アダムスのスタイリング。ダイヤモンドが幾何学的にデザインされたペンダントトップは、実はカルティエの1935年コレクションのブローチ。それをプラチナ×ダイヤモンドのテニスネックレスに通して着用するという裏技が心憎い。さらに1937年製のブレスレット、1934年製のイヤリング、2005年製のリングはすべてカルティエのもの。そしてジュエリーのように輝くシルバーのドレスはアルベルタ・フェレッティ。 ©Getty Images

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ジェニファー・ロペス

Jennifer Lopez

ジェニファー・ロペスは、全身にミラーのパーツがちりばめられた、トム フォードのボディコンシャスなドレスでポーズ! でも、ドレスよりも輝くのは? 耳元や指元に投入したニワカのダイヤモンドジュエリー。“唐花”のイヤリングはイエローゴールド、“八重霞”のリングはピンクゴールドの地金を選んでいる。煌めくミラーとダイヤモンドの中で、イエローとピンクのベースが浮き立つ、そんな着こなしがクール。左右に同じリングを着けている点も見逃さないで。 ©Getty Images

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ハナー・ビーチラー

Hannah Beachler

美術賞を受賞したプロダクション・デザイナー、ハナー・ビーチラー。『ブラックパンサー』で作り上げた架空の国“ワカンダ”は、東アフリカの部族やコンゴの神秘的な自然からインスパイアされている。レッドカーペットでも“ワカンダ”をイメージしたオリジナルジュエリーを着用。まるで“架け橋”のように顔の中心を渡るフェイスジュエリーは、あっと驚くインパクト。アフリカの伝統を感じさせつつ、モダンな印象にも映る。これを機に流行するかも? ©Getty Images

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エマ・ストーン

Emma Stone

『女王陛下のお気に入り』で助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーンは、アンバサダーを務めるルイ・ヴィトンのドレスとジュエリーをまとって。ドレスは3万個のクリスタルと26万個のスパンコール、20万個のビーズの刺繍に、パワーショルダーを取り入れた80年代調のスタイル。左手のリングもルイ・ヴィトンでそろえ、イヤリングはモノグラム・フラワーをモチーフにした“ピュア スター ブロッサム”。主張しすぎないジュエリーのポイント使いがとても上品。 ©Getty Images

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サラ・ポールソン

Sarah Paulson

プレゼンター、サラ・ポールソンは、ハリー・ウィンストンの“ギピュール・ネックレス”をチョーカー風に着けこなして。ギャザーでボリューム感を出した襟元に、少し隠れるよう短めに合わせる技ありコーディネート。約55.70カラットのダイヤモンドには、ベルギーの伝統レースをモチーフに、立体的に浮き上がって見える高度なセッティング技術が隠されている。ウエストからチラリと肌が見える、ブランドン・マックスウェルのドレスもセクシー。 アップ写真Photo by Frazer Harrison/Getty Images (ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション ☎0120-346-376) 

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ローラ・ハリアー

Laura Harrier

『ブラック・クランズマン』に出演したローラ・ハリアー。ガラスビーズやクリスタルが刺繍されたミントブルーのルイ・ヴィトンのドレスに、エメラルド×ルビー×ダイヤモンドのブルガリのジュエリーをまとって、“カラフルに”元気に登場! ビタミンカラーのオレンジのネイルで、さらにヘルシーな魅力をプラスしている。ブルガリといえば色石が自慢のジュエラー。同ブランドのアンバサダーを務める彼女が、カラフルスタイルで勝負に出たのも納得。 ©Getty Images

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