Various Awards Around the World in 2019

2019年 世界のレッドカーペット総集編

76回ヴェネツィア国際映画祭は、是枝裕和監督作品『真実』でオープニング。大女優、ドヌーヴ&ビノシュに挟まれた監督の表情チェックも楽しいけれど……。2019年に開催された世界のアワードを、まとめてチェック! 第72回英国アカデミー賞に姿を見せたキャサリン妃の高貴なジュエリーの輝き。第25回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)と第61回グラミー賞に、がらりとスタイルを変えて登場したレディー・ガガ。五輪を控えて注目度が高まる東京国際映画祭には、チャン・ツィイーやアリシア・ヴィキャンデルが到着。さて、今年のジュエリークイーンは?

レディー・ガガ

Lady Gaga

【第25回全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)】 1月開催のSAGアワードに、“ティファニー2019 ブルー ブック コレクション”のネックレスとピアスで登場したレディー・ガガ。計16カラットを超えるダイヤモンドがあしらわれたチョーカー形のネックレスは、左にハート、右に星が連なり、今までにないグラフィカルさが魅力。さらにアイコニックな“ティファニー T”コレクションから、4点の“ティファニー T トゥルー”ブレスレットを纏い、ディオールのドレスともグッドバランス。 ©Getty Images

READ MORE

リリー・コリンズ

Lily Collins

【第72回英国アカデミー賞】 2月のロンドン、リリー・コリンズはロイヤルブルーのジバンシィのドレスで、クールに決めた。重厚感のあるジャケットに、レースのスカートというアンバランスさがおしゃれ。仕上げにカルティエのサファイアのリングを投入し、一度見たら忘れられないブルーの魅力で圧倒する。トレードマークの濃いリップにキリッとした眉、横顔を飾るのはダイヤモンドイヤリング。イギリス人らしいノーブルなスタイリングの中に、どことなくパンキッシュなムードも漂わせて。 ©Getty Images  

READ MORE

キャサリン妃

Duchess of Cambridge

【第72回英国アカデミー賞】 英国アカデミー賞では大胆なワンショルダードレス姿のキャサリン妃もキャッチ! 耳元で揺れるダイヤモンドとパールのイヤリングは故ダイアナ妃から、ダイヤモンドのブレスレットはエリザベス女王からそれぞれ引き継いだもの……。そんな貴重すぎるほど貴重なロイヤルジュエリーで、レッドカーペットに華を添えた。ドレスは、ロイヤルウェディングにも選んだお気に入りブランド、アレキサンダー・マックイーン。誰にも真似できない英国キャサリン妃流の見事なドレスアップ術を披露。 ©Getty Images

READ MORE

クリステン・スチュワート

Kristen Stewart

【第76回ヴェネツィア国際映画祭】 9月のヴェネツィア映画祭にて、主演作『Seberg(原題)』で絶賛を受けたクリステン・スチュワート。ブラックやパンツスタイルのカジュアルでロックな印象の強い彼女だが、この日のドレスは花モチーフのフェミニンなフューシャピンクで、王道レッドカーペット仕様。とはいえやはり、ジュエリーはシャネルの“カメリア コレクション”リングたった1つだけ、というところに媚びない彼女のロック魂がうかがえる。さらにワインレッドのアイシャドウでキャッツアイズ風にメイクアップし、クリステンの男前な魅力を底上げした。 全身画像©CHANEL(シャネル カスタマーケア 0120-525-519 ©Getty Images

READ MORE

ルーシー・ボイントン

Lucy Boynton

【第24回 放送映画批評家協会賞(Critics’ Choice Awards)】 1月に行われた「第24回 放送映画批評家協会賞」でのルーシー・ボイントンは、ひと足早い春のような彩りのコーディネートを見せた。主役はニワカの“花籠”のリング。ツァボライト、グリーンアゲートで立体的な曲線の茎をイメージし、グラデーションによって自然の持つ微妙な色合いが表現されている。さらにアメジストが紫色の光を放つ“睡蓮”のリングの流麗なフォルムが指先を飾り、祇園祭から着想を得た“京ノ祭”のイヤリングもプラス。合わせたドレスはグッチのもの。 ©Getty Images

READ MORE

ルピタ・ニョンゴ

Lupita Nyong'o

【第25回全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)】 アフリカ系俳優の活躍から始まった2019年。1月のSAGアワードでは『ブラックパンサー』がキャスト賞に輝いた。1916年創業でダブリン発のブランドBrereton Jewellersをチョイスしたアンジェラ・バセット、メシカのリングをダブル着けしたルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラはブルガリのイヤリング、リング、ブレスレットの王道3点をコーディネート。3人揃って褐色の肌にダイヤモンドが映え、仲良く授賞式に登場。 ©Getty Images

READ MORE

ケイト・ブランシェット

Cate Blanchett

【第72回英国アカデミー賞】 フレンチスリーブがフェミニンな印象のクリストファー・ケインのドレスで登場したケイト・ブランシェット。大きく開いた胸元にあしらわれたストーンモチーフは、一見ジュエリーのようなウィットが利いたデザイン。そこにアメジストやブルートパーズといったカラフルなポメラートのリング“リトラット”を投入し、さらに、化石化した樹木である”ジェット“とブラックダイヤモンドをあしらった“ヴィクトリア”のリングを合わせて。イヴニングドレス+ハイジュエリーというセオリーを破り、遊び心のあるジュエリースタイルを披露した。 ポメラートブティック 銀座店 ☎ 03-3289-1967 ©Getty Images

READ MORE

レディー・ガガ

Lady Gaga

【第61回グラミー賞】 2月、グラミー賞で5部門にノミネート、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞など3冠に輝いたレディー・ガガの胸元に輝くのは? “ティファニー2019 ブルー ブックコレクション”に注目! 豪奢なネックレスは氷のモチーフで、1年以上の歳月をかけて制作された特別な一品だ。そこに、スクエアのダイヤモンドピアスと煌びやかなセリーヌのスパンコールドレスでエッジィな印象をプラス。しかしヘアはあくまで決めすぎない、手でかき上げたようなナチュラルなウルフカット。様々なテイストを絶妙にブレンドして、メリハリのあるガガ流レッドカーペットスタイルの完成。 ©Tiffany & Co.(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク ☎0120-488-712 www.tiffany.com ©Getty Images

READ MORE

チャン・ツィイー

Zhāng Zǐyí

【第32回東京国際映画祭】 日本はもちろん、中国、フランス、フィリピンなどの作品も選ばれ、多様性が反映された東京国際映画祭。審査委員長のチャン・ツィイーはこの時、妊娠7ヶ月! その幸せな笑顔を引き立てるのはショパールの逸品だ。揺れるイヤリングには、ブリリアントカットの原型、“ローズカット”のダイヤモンドを使用。手を振る指元には“コパカパーナコレクション”のサファイアのリングがドラマティックに輝く。さらに計282.79カラットのサファイアが、ダイヤモンドと優美なグラデーションを描くネックレスで、六本木のステージがにわかに華やかに。10月28日から11月5日まで開催。 ジュエリー画像©Chopard(ショパール ジャパン プレス☎03-5524-8922)  ©Getty Images

READ MORE

レイチェル・ワイズ

Rachel Weisz

【第25回全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)】 映画祭常連の2人が、対照的なジュエリースタイルでSAGアワードに仲良く登場。『メリー・ポピンズ リターンズ』の主役、エミリー・ブラントのイヤリングとリングは共にフォーエバーマークのもの。特に“フォース オブ ネイチャー”と名付けられたリングは、南アフリカ出身の若きデザイナーが制作した一点物。ピンクのスイートなドレスに、スパイスを利かせている。一方、『女王陛下のお気に入り』の助演女優レイチェル・ワイズは、ジバンシィの黒のワンショルダードレスに、エメラルドとダイヤモンドをあしらったカルティエの“パンテール”のイヤリングを合わせて。繊細でシャープな印象を強調。 ©Getty Images

READ MORE

デュア・リパ

Dua Lipa

【アメリカン・ミュージック・アワード 2019】 11月のアメリカン・ミュージック・アワードにて、圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げたのは、ブルガリのジュエリーをまとったデュア・リパ。1石35.64ctもあるエメラルドのネックレスが、このコーディネートの主役であること間違いなし。さらに“セルペンティ”のブレスレットと右手薬指のリング、それぞれにあしらわれたエメラルドのグリーンが、差し色として輝いて。ミュウミュウのドレス&ポニーテールで無邪気にはしゃぐ姿が愛らしい。ファッションモデルでもある新世代ディーバの堂々たる着こなしに拍手! ©Getty Images

READ MORE

アリシア・ヴィキャンデル

Alicia Vikander

【第32回東京国際映画祭】 特別招待作品である『アースクエイクバード』主演のアリシア・ヴィキャンデルは、自身がアンバサダーを務めるルイ・ヴィトンのジュエリーを纏って、東京国際映画祭に到着。“B ブロッサム”コレクションのピアスは、丸いフォルムにモノグラム・フラワーをかたどったデザイン。同シリーズのイエローゴールド×オニキス×ダイヤモンドのチャームブレスレットは、スポーティな印象でありながら揺れる度にフェミニンな印象を放つ。アクション演技に定評のあるアリシアらしい、ヘルシーなコーディネート。 ©Getty Images

READ MORE

ジェニファー・ロペス

Jennifer Lopez

【第61回グラミー賞】 61回目を迎えたグラミー賞の授賞式にパフォーマーとして抜擢されたジェニファー・ロペス。いつもより露出度控えめなラルフ&ルッソのタイトなロングドレスにはゴージャスなビジューの刺繍がきらめき、仕上げはドレスと同系色の大きな帽子。そのユニークなスタイリングをさらにランクアップさせるのがJ.Loお気に入り、ニワカのジュエリーだ。カルセドニー、アメジスト、アクアマリンといった異なる色石を紺碧の海のように表現した“海音”のリング、ブレスレット、イヤリングで品格を加えて。 ©Getty Images

READ MORE

ナオミ・ワッツ

Naomi Watts

【第71回エミー賞】 テレビの祭典、9月のエミー賞でプレゼンターを務めたナオミ・ワッツ。美しいデコルテに流れるようなラインを描くダイヤモンドは、ハリー・ウィンストンの“シークレット・コンビネーション・ソートワール”。振り返った時にも魅力的に見えるよう、後ろを長めにして着用するというおしゃれ上級者の技を見せた。さらには、エメラルドカットされたダイヤモンドのスタッズイヤリングやリングをさりげなくオン。ディオール オートクチュールのドレスに合わせ、1947年に旋風を巻き起こした「ニュールック」を現代版にアップデートした模様。 正面写真photo by Steve Granitz / WireImage (ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション ☎0120-346-376) ©Getty Images

READ MORE

カミラ・カベロ

Camila Cabello

【第61回グラミー賞】 グラミー賞授賞式のオープニングを飾った、キューバ出身のカミラ・カベロは、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネート。その嬉しさがそのままコーディネートに表れていたよう。鮮やかなピンクのスパンコールドレスに合わせたのは、総計約30.59カラットのモルガナイト、スピネル、ダイヤモンドをあしらったハリー・ウィンストンの“クラスター・ドロップイヤリング”。その煌めきで会場がいっそう華やかなムードに。 全身写真Photo by John Shearer/Getty Images for The Recording Academy(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション 0120-346-376 ©Getty Images

READ MORE

レア・ドリュッケール

Léa Drucker

【第44回セザール賞】 セザール賞主演女優賞を受賞したレア・ドリュッケールは、ブシュロンお得意の“アニマルコレクション”をまとってご挨拶。ホワイトゴールドのイヤリング“シプリス”は、チャイコフスキー「白鳥の湖」をイメージし、ブシュロンが独自の解釈と彫刻技術で、立体的な白鳥の羽を表現したもの。そして左手の人差し指にはお守りのような“カー”リング。20.79カラットのルベライトの周りに、蛇モチーフが艶めかしく巻きついている。露出は控えめに、2月のレッドカーペットにふさわしいシックなコーディネートを見せつけた。 ©Getty Images

READ MORE

ルーシー・ボイントン

Lucy Boynton

【第25回全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)】 2018年の大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒロイン、ルーシー・ボイントン。ファンからの写真撮影のリクエストに気軽に応じるその指には、ハリー・ウィンストンの愛らしいひまわりモチーフのダイヤモンドリングが輝く。さらにイヤリングでも可憐さをプラス。そこに、花柄にドットのチュールをレイヤードしてクールに仕上げたアーデムのフルレングスドレスや、大胆なダブルアイラインのメイクで、辛口モードな要素を加えて。若手女優らしいスタイリングがとてもフレッシュ! ©Getty Images

READ MORE

リリー=ローズ・メロディ・デップ

Lily-Rose Melody Depp

【第76回ヴェネツィア国際映画祭】 『キング』に出演したリリー=ローズ・デップにとって、記念すべきヴェネツィアでの1日。そのココロは?実は父ジョニー・デップも同じ映画祭に参加していた! 出演映画では15世紀のフランス王女を演じたが、レッドカーペットでは現代版プリンセススタイルに変身。ダイヤモンド×マルチカラーサファイア×ブラックスピネルの“カメリア コレクション”イヤリングに、“リュバン ドゥ シャネル”のダイヤモンド×ピンクサファイアのリングをまとい、シャネルでトータルコーディネート。 ©CHANEL(シャネル カスタマーケア ☎0120-525-519)

READ MORE

グウィネス・パルトロウ

Gwyneth Paltrow

【第71回エミー賞】 華やかにドレスアップしたセレブが多い中、グウィネス・パルトロウはプレゼンターらしく、他のセレブを引き立てるようにシックなヴァレンティノのモノトーンドレスで登壇。その自然体な美しさを完成させるのは、合計約30.68カラットものダイヤモンドとサファイアをあしらったハリー・ウィンストンのフープ・イヤリングだ。普段からすっぴん姿をSNSに投稿している彼女は、祭典でも自分らしく、カラーレスなメイクとナチュラルなヘアで、ベテランセレブの余裕を漂わせて。 ©Getty Images

READ MORE

ページトップへ