1月11日に行われた第80回ゴールデングローブ賞。昨年は不正や性差別問題が露呈し、受賞者たちがボイコットする騒動もあったが、今年は無事開催。アジア系やアフリカ系の受賞者も多く、盛り上がりを見せた。ジュエリースタイルはといえば？ ダイヤモンドに再び熱い視線が集まり、王道クラシックからモダンなデザインまで百花繚乱！ しかも地金はプラチナやホワイトゴールドなど、“白い”ジュエリーが目立ったのも特筆すべき。カラフルなドレスに合わせ、ダイヤモンドを際立たせたり、逆に同系色や光る素材のドレスで全身をジュエリーのように見せたり……。セレブの着こなしも進化中！
『ザ・メニュー』で主演女優賞にノミネートされたアニャ・テイラー＝ジョイ。20世紀を代表するデザイナー、ジャン・シュランバージェが手がけたティファニーのネックレス、ブレスレット&ピアス、そして2020年にデビューした“ティファニー T ワン”のエッジの効いたリングを合わせ、タイムレスなコーディネートを披露。ディオールの色鮮やかなドレスを着こなし、艶のある真っすぐなブロンドヘアの左サイドだけをツイストさせて、眩しいほどのオーラを放って。2022年に極秘結婚したという噂のミュージシャン、マルコム・マクレーと出席。 ©Getty Images
『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』で助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットは、ショパールのジュエリーを華麗にまとって。しなやかなカーブを描くイヤリングとペアシェイプのダイヤモンドで花弁を模したリングは、ともに“プレシャス レース”コレクションから。そして85.43カラットのブレスレットは、受賞トロフィーにも負けない荘厳な美しさをたたえ、シルバーのパメラ ローランドのドレスとも好相性。 ショパール ジャパン プレス ☎03-5524-8922 全身画像©Getty Images
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の主演、ミシェル・ヨーは60歳で初の主演女優賞を獲得し、歓喜のスピーチ。記念すべき日に選んだダイヤモンドジュエリーは？ 1850年代に創業し、ペルシャ湾でとれた真珠の取引を行っていたという歴史あるロンドンのジュエラー、ムサイエフのもの。アルマーニ プリヴェのミッドナイト・ブルーのベアトップドレスに合わせ、アクションで鍛えた肉体美で堂々と着けこなして。 ©Getty Images
「パム＆トミー」でテレビドラマ部門の主演女優賞にノミネートされたリリー・ジェームズは、ハリー・ウィンストンの“サンフラワー”コレクションより、イヤリング、リング、そして総計約25.31カラットのダイヤモンドが施されたネックレスを着用。さらに“スパークリングクラスター”コレクションのリングをアトリエ ヴェルサーチェの赤いドレスに合わせ、ドラマティックに演出。フロントにボリュームを出した90年代風ヘアも彼女の上品さを最大限に引き出している。 ©Daniele Venturelli/WireImage (ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション ☎0120-346-376）
Netflixドラマ「令嬢アンナの真実」で主演女優賞候補、「オザークへようこそ」では見事、助演女優賞を受賞したジュリア・ガーナー。うれしさ2倍の授賞式には、デビアスのジュエリーで登場した。クラシカルなハイジュエリーラインである“スワンレイク”のネックレスをメインに、ダイヤモンドリング&イヤリングをチョイス。キッチュなバブルガムピンクのグッチのドレスに合わせながらも、ピクシーカットと控えめなメイクで洗練された印象に仕上げている。トロフィーを抱いて満面の笑み！ グッチ ジャパン クライアントサービス ☎0120-99-2177 上半身画像©Getty Images
ベテラン女優のヴィオラ・デイヴィスは、ドラマ部門で主演女優賞にノミネート。ソフトなカーリーヘアにマッチするショパールのイヤリングは、大きさの異なる総計18.69カラットのダイヤモンドが、心地よいグラデーションを描きながら配されている。手元にはダイヤモンドのブレスレットとバングルを3本重ねづけ。ジェイソン・ウーのブルーのドレスが、スタイリングに爽快な印象を加えて。優しくエスコートする夫で俳優のジュリアス・テノンとは、今年で結婚20周年だそう。 ショパール ジャパン プレス ☎03-5524-8922 全身画像©Getty Images
主演女優賞にノミネートされた『George & Tammy（原題）』のジェシカ・チャステインは、グッチよりハイジュエリーのリングのみをセレクト。洗練された雰囲気に仕上げるために、ジュエリーはミニマルにまとめるのがポイントのよう。一方で蜘蛛の巣状に張り巡らされたビジューやスパンコールが輝くオスカー デ ラ レンタの存在感のあるドレスに、ニュートラルなカラーのメイクを合わせ、足し引きのバランスが絶妙な装いを披露した。 ©Getty Images
『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』の主題歌を提供し、主題歌賞にノミネートされたリアーナ。実は授賞式に大遅刻！ でもマイペースな歌姫はものともせず、昨年京都でお披露目された“シジエム サンス パル カルティエ”のネックレスと、同メゾンのプラチナ×ダイヤモンドのイヤリングで堂々と会場に到着。スタッズピアスはマリア・タッシュとジェイコブ&コーのもの。スキャパレリの黒蝶のようなドレスに合わせ、会場の視線を釘付けに。 ネックレスMaxime Govet©Cartier イヤリングVincent De la Faille©Cartier（カルティエ カスタマー サービスセンター ☎0120-301-757） ©Getty Images
主演女優賞候補のマーゴット・ロビーは、アンバサダーを務めるシャネルのジュエリー＆ドレスをまとって登場。メゾン初のハイジュエリーコレクション発表から90年を経て誕生したオマージュ作品“コレクション 1932”より、コメットのブローチが胸元に輝く。指元には太陽をモチーフにした“SOLEIL GANSÉ”のリング。それらとコーディネートしたペールピンクのドレスには、シルクとレースに、フェザーやスパンコール、ビーズなどの刺繍が艶やかに施されて。ドレスの制作にはなんと750時間も要したのだそう。 ©CHANEL（シャネル カスタマーケア ☎0120-525-519）
カルティエのジュエリーをセンシュアルに着けこなしたのは、『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』で助演女優賞にノミネートされたデイジー・エドガー＝ジョーンズ。ウェディングジュエリーとしても人気の高い“エタンセル ドゥ カルティエ”のイヤリングとリング、メゾンを象徴する豹（パンテール）の名を冠した、“マイヨン パンテール”のリングをセレクト。全面にレースが施されたグッチのランジェリー風ドレスでモードなバランスが完成。 イヤリングVincent Wulverick©Cartier リング（上）Studio Triple V©Cartier リング（下） Antoine Pividori©Cartier（カルティエ カスタマー サービスセンター ☎0120-301-757） グッチ ジャパン クライアントサービス ☎0120-99-2177 上半身画像©Getty Images
昨年、トランスジェンダーとして最優秀女優賞を初受賞し話題となったMJ・ロドリゲスが、プレゼンターとして登壇！ グラマラスな世界観に磨きをかけてくれるのは、ユニークな曲線を描くポメラートの“イコニカ”。そのボリュームのあるネックレス&イヤリングをサラリと着けこなせる秘密は、彼女のスタイルの良さと、大きなリボンに包まれたようなバルマンのドレス。ジュエリーのまろやかなデザインに合わせたウェーブヘアもおしゃれ。 ポメラート ジャパン ☎03-6228-7056 上半身画像©Getty Images
ルイ・ヴィトンのハイジュエリーでレッドカーペットに輝きを添えたアナ・デ・アルマス。ダイヤモンドがモザイク状に並べられ、センターにはサファイアが配されたバングルは、メゾンのアイコンであるダミエ・パターンを再解釈したもの。シルバーのスタッズがグラフィカルに配されたドレスと独創的なハーモニーを奏でる。主演女優賞にノミネートされた『ブロンド』で熱演したマリリン・モンローを思わせる、ダウンヘアと魅力的なキャットアイメイクで引きつけて。 ©Getty Images
アニメ映画賞候補の『長ぐつをはいたネコと９つの命』で声優を務めたサルマ・ハエックは、ブシュロンのジュエリーがお似合い！ リングは、クジャクの羽根モチーフの“プリュム ドゥ パオン”と、ヴァンドーム広場の八角形をかたどった“ヴァンドーム リズレ”。単体でも主役級のアイテムを複数、豪華に着けこなしている。さらに、耳元にはタッセルをモチーフにした“ポンポン”シリーズのイヤリングを投入。その揺らめきにリズムを合わせて、袖口のフリンジビーズも動き、煌めく……そんな幻想的なドレスはグッチのもの。 上半身、ジュエリー画像 ブシュロン クライアントサービス ☎0120-230-441 全身画像 グッチ ジャパン クライアントサービス ☎0120-99-2177
Netflixのドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子との不幸な結婚生活に苦悩するダイアナ妃を演じ、助演女優賞にノミネートされたエリザベス・デビッキ。ディオールの“ローズ ディオール バガテル”のネックレスと、2023年フォール コレクションのほんのり甘いピンクのドレスでフェアリーな魅力全開！ 実はこの装い、ダイアナ妃が1983年にオーストラリア訪問した時のルックにそっくりだと話題に……！ ©Getty Images
ステージライトを浴びて、熱烈なスピーチをするプレゼンターのジェニファー・ハドソンの姿は、まるでゴールデングローブ賞の黄金のトロフィーのよう。そのまぶしさには、セレブリティに人気のジュエラー、ポメラートのイヤリング“サッビア”が一役買っている。ホワイト、ブラウン、ブラックの3種類のダイヤモンドがグラデーションを描きながら放つ煌めきは、太陽に照らされた砂浜をイメージしたもの。80年代のディスコシーンを思わせるCD Greeneのメタリックゴールドのドレスにもマッチ。 ポメラート ジャパン ☎03-6228-7056 全身画像©Getty Images
Netflixドラマ『ウェンズデー』で主演女優賞にノミネートされ、脚光を浴びた新進気鋭の女優、ジェナ・オルテガ。注目すべきはティファニーのネックレスの重ねづけ！ ジャン・シュランバージェの自然モチーフ、“ティファニー T ワン”のモード感全開のダイヤモンド、そしてエルサ ペレッティのスネークという全く異なる3種のデザインが小麦色のヘルシーなデコルテに映えて。プリーツが美しいグッチの繊細なドレス姿は、黒髪ゴスロリスタイルのウェンズデー役とは一変。 上半身画像©Getty Images
主演のひとりを務めるHBOドラマシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が作品賞を受賞し、人気急上昇中のミリー・オールコックは、初めての授賞式にポメラートのジュエリーを選んで大正解！ チェーンモチーフの“カテネ”のリング、バングル、“ヌード”のリングとバングルをジバンシィのドレスに合わせて。中世ヨーロッパを舞台にした劇中では見られない、モードな装いを演出。共演したエマ・ダーシー、監督のミゲル・サポチニクと喜びを分かち合った。 ポメラート ジャパン☎03-6228-7056 上半身画像©Getty Images
プレゼンターとして登場したレティーシャ・ライトは、複数のノミネートを受けた『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』に出演中。授賞式で見せた笑顔の耳元にはブルガリのヘリテージコレクションであるイヤリングが揺れて。4〜5粒のダイヤモンドが、サークルとスクエアシェイプのそれぞれのパーツにセットされ、躍動感のある輝きと存在感を発揮。同メゾンのハイジュエリーコレクションのダイヤモンドリングと、“にじみ”や“染み”をアーティスティックに取り入れた、プラダのオレンジ色のドレスが褐色の肌にマッチ。 ブルガリ ジャパン ☎03-6362-0100 全身画像©Getty Images
