NIWAKA

ニワカ

1983年、京都に創業。日本や京都の伝統的な文様や情景をモチーフにしたジュエリーが特徴で、コレクションの名前にも“唐花”“花麗”といった日本語が用いられている。ハイジュエリー、ブライダルコレクションのほか、かんざしなども手がけている。

古都の伝統を映すジュエリーは
近年、レッドカーペットも魅了

歴史的建造物や庭園、祭事や祝事、日々の生活にまで、伝統が色濃く残る京都で、1983年に誕生したNIWAKA。「妥協を許さない物作り」を追求し、高品質素材と確かな技術により素晴らしいジュエリーを生み出している。

1200年に及ぶ古都の歴史や伝統、季節ごとに表情を変える自然、建造物や庭園の様式美・文様などは、NIWAKAのジュエリーの重要なインスピレーションだ。例えば、9世紀より続く「祇園祭」から着想を得たコレクション“京ノ祭”は、「動く美術館」と称される32基の山鉾がモチーフ。彩り豊かな宝石がドラマティックに重なり合い、祭りの賑やかな雰囲気を伝えている。また古来より詩や舞踊の題材に使われる「藤の花」に着想を得た“恋香”は、花の下で甘い香りに包まれる、ロマンティックな情景を彷彿させるコレクションだ。

またデザイン面だけでなく、失われつつある日本古来の技術や文化の継承、後継者育成にも力を注いでいる。例えば、江戸時代から代々続く和彫りの職人を迎え入れ、舞妓が身に着ける帯留め「ぽっちり」の制作などをおこなう。一方、2013年にL.Aにオフィスを構えたことをきっかけに、映画関係者を中心に知名度がアップ。デザイン性、クオリティ、ダイヤモンドの輝きは自然と評判となり、今やレッドカーペットに欠かせないジュエラーになりつつある。2016、17年のアカデミー賞では、連続でオスカー受賞女優が身に着けるという快挙も成し遂げた。

京都本店は安藤忠雄建築研究所による和とモダンが融合した建物。静謐な雰囲気の中、落ち着いてジュエリー選びを。
京都本店は安藤忠雄建築研究所による和とモダンが融合した建物。静謐な雰囲気の中、落ち着いてジュエリー選びを。
「祇園祭」にインスパイアされた“京ノ祭”コレクションのブレスレット。祭りの躍動感が見事に表現されている。
「祇園祭」にインスパイアされた“京ノ祭”コレクションのブレスレット。祭りの躍動感が見事に表現されている。
実際の「祇園祭」の様子。色鮮やかでダイナミックな装飾があふれている。
実際の「祇園祭」の様子。色鮮やかでダイナミックな装飾があふれている。
2017年アカデミー賞でヴィオラ・デイヴィスが着用し、見事オスカー獲得!
2017年アカデミー賞でヴィオラ・デイヴィスが着用し、見事オスカー獲得!
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